2022/08/09 20:54
娘が数日間、私の家に泊まりに来ていました。
そこで娘と話をしている中で、ひとつ、はっきりとしたことがありました。
もう、私は娘の中では家族ではなくなっていること。
娘にとって、私は確かに " お母さん " ではあるんだけど、
家族ではなくなっていました。
前夫の現在のカノジョさんは、前夫との結婚を考えている様子であること。
娘も何度もカノジョさんと顔を合わせて話をしていること。
カノジョさんがお金持ちで、家を新築したばかりであること。
カノジョさんが私よりも年上で、しっかりした方で、成人した3人のお子さんがいること。
娘は前夫のカノジョさんの話を嬉しそうに私に話していました。
娘の、父親が幸せになればいいな~という想い、
父親が幸せになれば、大学卒業後に北海道へ戻らずに、東京で就職できるという安心感。
そんな話を穏やかに話す娘は、もう、しっかりとした大人の女性になっていました。
そして、娘は心の中で、父親のカノジョさんをしっかりと家族として迎え入れていたのです。
さて、現在売り出し中の、娘の生家が売れたら、
娘の思い出の品々や、家具などを私の家へ運びいれ、
私の今の家を " 実家 " にしたいとの話がありましたが、
( 詳しくはひとつまえのブログ記事『 ヨシュアさん ありがとう 』に書きました )
私の気持ちは一転し、きっぱりと断ることにしました。
お父さんがカノジョさんの家で一緒に暮らすのなら、生家が無くなる今後は、
そこが娘にとっての実家だと思うようにすること。
私は準備ができしだい、ほぼ全ての持ち物を処分してイタリアへ行くつもりであること。
なので、娘の荷物を私の家で預かれるのは短期間になること。
娘の思い出の品々も、カノジョさんの家で預かってもらった方が良いこと。
そんな話を娘にすると、なんと娘はあっけらかんと
「じゃあ お母さんのイタリアの家を実家にする!」と言ったのです。
しかも
「今は昔と違って、いつでも ZOOM で話せるからね。別にお母さんがイタリアに行っても寂しくない。
そのかわり、私がイタリアに行くときは飛行機代出してね。」
う~ん。確かに。いや、それにしても、今の子の感覚って、ある意味、凄いです。
ああ、もう、なんだか、私が子離れできていなかっただけなのかも。
娘の方はとっくに母親離れしていたんでしょうね。
私の方に、( 今までの ) 家族へ対する念みたいのが残っていて、
ある意味、執着に似た想いが、自分に制限をかけていただけだったようです。
よし。
じゃあ、イタリアの家を最高の実家にしてやろうじゃないかい。
なにも娘が大学を卒業するのを待つ必要なんてないね。
残りの人生 全力で生きよう。
ここでもお試しを入れてきてたんですね ガイドさんたち。
危なく道を外すところでしたが、ちゃんと気付いたよ。
私はもう全てを手放すよ。子どもも、手作り家具も、全部手放すよ。
まだ手放すものが残されていたんだね。
本当に身ひとつになるまで手放すよ。
もう、自責の念に囚われない。
本当に意味で籠から飛び立つよ。
がんばるよ。
ガイドさんたち!